柴崎岳 新天地探しの可能性残し、デポルティボのチーム練習に復帰

 サッカースペイン2部デポルティボの日本代表MF柴崎岳が26日、チーム練習に復帰した。チームは未だ2部にとどまる可能性も残っているが昨季降格圏の19位で終えただけに2部Bにカテゴリーを落とす場合、新天地を探さざるを得ない状況になることもあり得る。

 スペインの一般紙ラ・ヴァングアルディアによると柴崎は26日の2回目の練習からチーム復帰。25日にメディカルチェックを受けたあと個人練習を行っていた。日本からラ・コルーニャへ戻る際に問題があり当初予定されていた21日のPCR検査を受けられなかったという。

 2部リーグの順位については、最終節で複数のコロナウイルス感染者を出し試合運営に重大な問題を与えたフエンラブラダ(8位)を制裁により降格させる意見と、今季の降格チームなしとする意見があり、いずれの場合でもデポルティーボが2部残留する目が残っている。

 しかしリーグ機構(LFP)のほか最近になってスポーツ行政裁判所(TAD)が試合での結果を優先するとの見解を示しており、フエンラブラダの2部継続とデポルティーボの降格の見通しが強まっている。

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