ヴァンフォーレが経産省の「地域企業イノベーション支援事業」に選定

スポーツ報知
地域企業イノベーション支援事業のキックオフイベントで盛り上げることを誓った参加者たち

 サッカーJ2ヴァンフォーレ甲府を運営するヴァンフォーレ山梨スポーツクラブが、地域企業とタイアップしての地域活性化に乗り出した。同クラブは、このほど経産省の「地域企業イノベーション支援事業」に採択され、26日には地元企業と自治体関係者が集い、今後の活動へ向けてのキックオフミーティングが開かれた。

 プロジェクトの狙いは、県民の運動機能の改善や生活の質の向上に資する事業を実施する企業が参加可能なプラットフォームを構築し、医療費削減の実現や参加企業の収益を上げていくことだ。

 プロスポーツクラブが同事業に参画するのはまだ珍しく、担当者は「山梨県唯一のプロスポーツクラブとして、県民の皆様の健康増進に貢献していきたい」と意気込んでいる。

 取り組みの一環として9月から県内のシニア層を対象とした「2020シニアわくわく健康運動教室」を開催する。甲斐市では9月に60歳以上対象、中央市では10月から11月にかけて60歳以上対象、笛吹市では10月から12月にかけて55歳以上対象で行う。

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