【甲府】立正大DF中塩、入団内定会見「評価や熱意すごく感じた」

スポーツ報知
甲府のユニホームに袖を通し笑顔を見せる立正大DF中塩

 サッカー関東大学1部リーグの立正大で主将を務めるDF中塩大貴(4年)が30日、同大学の熊谷キャンパスでJ2ヴァンフォーレ甲府加入内定会見を行った。甲府ではMF中村亮太朗(4年)に続き、来季加入内定2人目になる。

 2月の宮崎キャンプに中村とともに参加し、練習試合にも出場した。中塩は「キャンプに参加した時に甲府のサッカーがすごく面白くて、このチームでプロのキャリアをスタートできたら、もっとレベルの高いところにいけるんじゃないかと思った」。甲府の佐久間悟GM(55)は「現在のヴァンフォーレは高齢化しており、外国人がDFラインの中心にいる。そこに有望な日本人の左利きの選手を獲得したいと思っていた。中塩選手は全ての要素を満たしていた」と獲得の経緯を説明した。

 左利きでパスフィードに優れるセンターバック。身長は181センチあるが、体重は67キロと線が細い。体が大きくなりにくい体質だそうで、プロへ向けた肉体改造へさらなる意欲を見せた。

 立正大は中塩が入学した当時は都リーグ1部だったが、関東2部、関東1部と2カテゴリーを駆け上がった。今季は7節を終えて首位に勝ち点4差の3位と好調だ。中塩は進路を確定させたことで、リーグ戦に専念できることになった。1部初優勝のタイトルを手に自らのプロ入りを飾る。

 ◆中塩 大貴(なかしお・だいき)1997年6月8日、埼玉県生まれ。21歳。江南南SSから浦和ジュニアユース、同ユースを経て立正大学に進学した。血液型A型。身長181センチ、67キロ。

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