【仙台】採点&寸評 ホームで引き分け、豊富な運動量で奮闘した中盤3選手を高評価…MOMは浜崎

スポーツ報知
ベガルタ仙台の先発

 ◆明治安田生命J1リーグ▽第10節 仙台0―0清水(15日・ユアスタ)

 仙台はホームで清水に0―0で引き分けた。無得点も、後方からしっかりボールをつなぎ、サイドを中心に好機を作った。FW西村は6本のシュートを放つなど、ゴールに迫った。守備面は組織的に粘り強く守り相手の攻撃を跳ね返し、7月4日の湘南戦(1〇0)以来の無失点。

 採点と寸評は以下の通り。

木山隆之監督【6・0】主力を複数人欠く中、特別指定選手の真瀬を右ウィング、本職右SBの浜崎をボランチでそれぞれ2試合連続で先発に抜てき。攻守にハードワークする2人は存在感を発揮。腰の違和感から復帰し、3戦ぶりに先発した道渕もタフに戦った。ホームでなかなか勝てないもどかしさはあるものの、内容は悪くない。

GKスウォビィク【6・5】この日も好セーブで相手の決定機を阻止。今日も今日とて頼れる守護神。

DF柳貴博【6・0】右SBで先発。縦への動きと中へ入っていく動きで攻撃にアクセントを加えた。プレーの幅を広げている。もちろん守備もパワフル。

DF吉野恭平【6・5】気迫のシュートブロックやクリアで堅守を見せた。奮闘。

DF平岡康裕【6・0】吉野と共に、中央をがっちりディフェンス。

DF蜂須賀孝治【6・0】右SBの主力として活躍してきた選手だが、左SBでも変わらず高いパフォーマンスを発揮中。チームのために走り抜くメンタルも〇。

MF浜崎拓磨【6・5】JFLからJ1まで上がってきた苦労人は、1試合1試合に魂を込めて戦っている。本職は右SBだが、ボランチで2試合連続の先発。正確なパスを散らして攻撃のリズムをつくり、気迫あふれるボール奪取も光った。走行距離はチーム2位の12・224キロメートル。MOM。

MF椎橋慧也【6・5】冷静にスペースを見つけて好パスを通した。走行距離はチーム3位の11・390キロメートル。

MF関口訓充【6・5】献身的にピッチを走り周った。フル出場で両軍トップの走行距離12・331キロメートルを記録。34歳。

FW真瀬拓海【5・5】スプリントを多く繰り返し、攻守に汗を流した。特別指定選手かつ、本職は右SBだが、前線でも臆せずプレーし、存在感を発揮中。後半16分交代。

FW長沢駿【5・5】この日も献身的に前線でプレス・プレス。決定機のヘッドは枠を捉えられず。後半24分交代。

FW西村拓真【6・0】果敢にゴールを狙い、ネットはゆらせなかったが、この日は6本のシュートを放った。ボール奪取力もかなり向上を見せており、守備でも貢献度が高い。「横浜M戦からチームは何か手応えをつかんだと思います」とチーム力の向上を肌で感じている。後半37分交代

MF道渕諒平【5・5】後半16分IN。腰の違和感で3戦ぶりのリーグ戦となった。気迫のあるプレーを見せながらタフに戦った。

FW赤崎秀平【5・5】後半24分IN。後半47分、良い位置どりからボレーシュートを放ったが惜しくも、GKの正面。

DF石原崇兆【―】後半37分IN。出場時間短く採点なし。

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ。

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