【川崎】採点&寸評 ルーキーMF三笘の先制弾などで盤石の勝利! クラブの連勝記録を8に更新

スポーツ報知
川崎の大分戦の先発布陣

◆明治安田生命J1リーグ第9節 川崎2―0大分(8日・等々力陸上競技場)

 川崎は、本拠で大分を2―0で下し、クラブのJ1連勝記録を8に更新した。前半5分に東京五輪世代のMF三笘薫(23)が公式戦2試合連続となる先制ゴールをマーク。同24分には相手のパスミスを拾ったFWレアンドロダミアン(31)が追加点を挙げた。守備陣も相手に1本しかシュートを打たせず、2試合連続で無失点に抑えた。これで開幕から9試合で勝ち点25を獲得。現行の勝ち点制になった2003年以降では、2018年の広島に並び歴代最多となった。

 採点と寸評は以下の通り。

鬼木達監督【6・5】FW家長とDF山根を温存するも盤石の勝利。J1随一の選手層をうまく生かしている

GK鄭成龍【6・0】この試合唯一のシュートとなったMF島川のヘッドも落ち着いてキャッチ

DFジオゴマテウス【6・0】来日後初先発。前半はビルドアップでバタバタする場面も、後半は良質なクロスを提供

DFジェジエウ【6・0】相手の背後への飛び出しも抜群のスピードでカバー。初先発のジオゴをサポート

DF谷口彰悟【6・0】守備では相手を寄せ付けず。前半5分には相手の隙を突く縦パスで先制点の起点に

DF登里享平【6・0】追加点の場面では、高い位置からのプレスでDF小出のパスミスを誘う。コーチングも◎

MF田中碧【6・5】ボール奪取に加え、相手のプレスをいなす技術、前線への飛び出しと持ち味を発揮

MF大島僚太【6・5】後半22分の田中へのヒールパスは絶品。攻撃にリズム生む

MF脇坂泰斗【6・5】積極的にボールを引き出し、長短のパスで好機を演出。三笘の先制弾もアシスト

FW小林悠【6・0】右ウイングでの起用となったが、最多4本のシュートを放つ。後半13分の好機は決めたかった

FW三笘薫【7・0】MOM。本人が苦笑いする「ミスキック」も貴重な先制弾。課題の守備にも改善が見え、レギュラーへ前進

FWレアンドロダミアン【6・5】息子の誕生日に貴重な追加点をゲット。ゴール後の「ベイビーシャーク」も決まった

▽交代出場

MF守田英正【6・5】後半17分IN。この日は守備ではなく、パスセンス光る。サブにはもったいない

FW旗手怜央【6・0】後半17分IN。ドリブルも、シュートも、積極性が目立った

MF斎藤学【―】後半32分IN。出場時間短く採点なし

MF宮代大聖【―】後半32分IN。出場時間が短く採点なし

DF車屋紳太郎【―】後半42分IN。出場時間が短く採点なし

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ

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