【甲府】後半ロスタイムに追いつかれ3連勝ならず…特別指定MF関口正大とMF長谷川元希プロデビュー

スポーツ報知

◆明治安田生命J2リーグ第8節 水戸2―2甲府(29日・ケーズデンキスタジアム水戸)

 甲府はアウエーで水戸と2―2で引き分け、3連勝を逃した。前半24分にFW太田修介(24)の右足で先制。同27分には水戸FWアレフ・ピットブル(25)にヘディングで決められ、追いつかれたが、直後の同28分にMF松田力(29)が右足で追加点を決めて突き放した。

 後半は五分五分の展開が続いたが、ロスタイム1分、水戸FW山口一真(24)に右足での同点弾を許した。

 元日本代表のFWハーフナー マイク(33)を4試合ぶりに先発で起用するなど前節の千葉戦とはスタメンを9人変更して臨んだ。伊藤彰監督(47)は前半を「(狙いどおり、相手の)裏をつくことができた」と評したが、後半については「人数をかけてきた(水戸の)攻撃を跳ね返せなくて残念」と振り返った。

 この日は法大在学中の特別指定選手、MF関口正大(22)とMF長谷川元希(21)がプロデビュー。関口は先発し、長谷川は後半33分に投入された。伊藤監督は「よく頑張ってくれた。関口は他の先発とそん色ないゲームをしてくれた。(長谷川)元希も(大学の試合との連戦で)難しい状況の中で」と2人を評価した。

 試合後に関口は「チームメートのおかげでのびのびプレーできました。より高いレベルで常に挑戦したい」と意欲を示した。勝ち点3は逃したが、新戦力の台頭は大きな収穫となった。次は8月2日、ホームで山口と対戦する。

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