【鹿島】“バイエルン流”最先端医療で選手コンディション管理「シーメンスヘルスケア」と契約

スポーツ報知
アントラーズスポーツクリニックに設置されたMRI(クラブ提供)

 鹿島が選手のコンディション維持や健康管理の体制強化などを目的に、医療機器業界大手「シーメンスヘルスケア」と医療分野でのパートナーシップ契約を締結したことが16日、わかった。同社は2017年からドイツ1部バイエルンとパートナー契約を結んでおり、国内のプロスポーツクラブとメディカル契約を結ぶのは初めてとなる。近日中に正式発表される見通し。

 茨城・鹿嶋市のカシマスタジアム内にある「アントラーズスポーツクリニック」に設置されている同社製の磁気共鳴画像装置(MRI)を用い、専門チームが医療的見地からデータ解析、健康管理、負傷時の診断をフォローし、所属選手のメディカルチェック体制を支援する。

 高度な医療技術を用いた健康管理が選手の長期的なパフォーマンス維持に繋がることが期待され、選手の引退後も現役時の検査から得た診断データを活用することが検討されている。また地域社会の発展のために様々な取り組みを行う鹿島側の知見・ノウハウを生かし、ヘルスケアを軸にした地域社会への貢献も協議していく方針。

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