【神戸】古橋亨梧、今季最速開始16秒先制ゴール「自分の前に良い形で浮き球がきた」

スポーツ報知
前半1分、神戸・古橋が先制のゴールを決めガッツポーズを見せる

◆明治安田生命J1リーグ第4節 大分1―1神戸(11日・昭和電ド)

 豪雨で大きな被害を被った九州で開催された大分―神戸戦は、神戸の日本代表FW古橋亨梧(25)が今季最速となる開始16秒で先制ゴールを決めたが、サポーターの後押しを受けた大分が1―1のドローに持ち込んだ。

 神戸は古橋の電光石火の一撃を勝利に結びつけられなかった。試合が動いたのは開始からわずか16秒。MF安井のシュートのこぼれ球に素早く反応すると、左足ボレーでネットを揺らした。「自分の前に良い形で浮き球がきた。ここ2試合は良くなかったので自分がやってやろうと思ってました」。中断前は公式戦4試合連続ゴールと絶好調だったストライカーは、復活の一撃を満足げに振り返った。

 前節から中2日で敵地に乗り込んだチームは日本人選手でスタメンを固め、ベンチ入りした外国籍選手はFWドウグラスだけ。主将の元スペイン代表MFイニエスタはメンバー外となった。J1では12年12月1日の広島戦以来となる“和製布陣”は先制して以降は主導権を握られたが、何とか勝ち点1を手にした。フィンク監督(52)は「もちろん勝ち点3は欲しかったが、長いシーズンを見て今のうちに若手を使いたかった」と、メンバーを大きく入れ替えての結果に納得の表情を浮かべた。(種村 亮)

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