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マジョルカ久保建英、再開後初ゴールで今季4点目!! 逆転残留の望みつなぐ追加点

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追加点を決めたマジョルカMF久保建英

[7.9 リーガ・エスパニョーラ第38節 マジョルカ2-0レバンテ]

 リーガ・エスパニョーラは9日、第38節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカレバンテを2-0で破った。11試合連続で先発に入った久保が、8試合ぶりの得点となる今季4ゴール目で追加点を奪取。チームは残留圏内との暫定勝ち点差を3に縮め、残り3試合での1部残留へ望みをつないだ。

 ホームのマジョルカは降格圏の18位に沈んでおり、残留に向けて崖っぷちの状況。同時刻キックオフの試合では17位のエイバル対19位のレガネスが行われており、少しでも可能性を残すためには勝つしかない一戦となった。久保は11試合連続の先発出場を果たし、右サイドハーフのポジションに入った。

 前半3分、さっそくマジョルカに決定機。久保のクロスにFWクチョ・エルナンデスが頭で合わせたが、惜しくもゴールマウスを外れた。19分にはゴール右斜め前でFKを獲得するも、久保は蹴らせてもらえずMFサルバ・セビージャのキックは枠外。それでも前線からコンパクトなプレッシングをかけてくるレバンテに対し、次第にゴールへ迫っていった。

 すると前半40分、ようやくスコアが動いた。マジョルカはFWアンテ・ブディミルのポストプレーからDFアレハンドロ・ポソにボールが渡ると、久保の走り込みを囮に使い、ゴール前にクロスを配給。ファーサイドでハイジャンプを見せたC・エルナンデスが、完璧なヘディングシュートでネットを揺らした。

 前半はそのまま終了。久保はゴールに直接絡むことはできなかったものの、カットインからのシュートがGKアイトール・フェルナンデスの横っ飛びに阻まれた場面、ドリブルで突っかけながら相手のスライディングを誘って右サイドを突破した場面など、随所で存在感のあるプレーを見せていた。

 後半立ち上がりはレバンテに決定機が訪れるも、マジョルカ守備陣が耐え凌ぐ。8分には悪質なファウルで久保が倒れ込むシーンもあったが、無事に立ち上がった。17分、久保は左サイド深くで相手のボールを奪ったが、これでファウルを取られて警告を受ける。不運な形ではあったが、今季3枚目のイエローカードとなった。

 それでも後半39分、久保のゴールが勝負を決めた。カウンター気味にドリブル突破をしかけた久保は足裏フェイントを使いながらペナルティエリアに攻め込むと、強烈な右足シュートでゴールを狙う。これはA・フェルナンデスのセーブに阻まれたが、味方のシュートのこぼれ球が久保のもとへ。最後はボレーシュートでネットに突き刺し、中断前の3月7日に行われた第27節エイバル戦以来8試合ぶりのゴールを決めた。

 自らのドリブル突破から得点にまで結びつけた久保は直後の後半41分、MFラゴ・ジュニオールと交代。ピッチを退くと、あらためてベンチの選手やスタッフから祝福を受けた。試合はそのままタイムアップ。マジョルカが2試合ぶりの勝利で勝ち点を32とし、残留圏内17位との暫定勝ち点差を3に縮めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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