J2ジュビロ磐田FW小川航基(22)がサポーターの前でゴールを奪う。

11日のホーム山口戦(ヤマハ、午後7時)に備え、9日は磐田市内で約1時間半の練習を行った。小川航は実戦メニューで軽快な動きを披露。リーグ再開後、2試合連続無得点のエースは人一倍燃えている。次戦からは入場者数を制限する形での有観客試合となる。小川航は「気持ちを前面に出したプレーを意識して点を取りたい」と宣言した。

前節岡山戦は1-1のドロー。チームで19本のシュート浴びせるも、勝ちきれなかった。小川航は「決めきれなかったのはFWの責任」。引いて守る相手に対して攻撃の工夫が求められている。この日の練習でもサイド攻撃を入念に確認し、ゴールへのイメージをチーム全体で共有。次戦は「期待してほしい」と訴えた。

リーグ再開後は1分け1敗。目標でもある1年でのJ1復帰を果たすためには“足踏み”してはいられない。勝利だけを見据え「勝つ自信はある」と語気を強めた。【神谷亮磨】