【大分】採点&寸評…交代策ピタリ! 圧巻2発の田中達也、好守&好フィードの高木駿ら高評価

スポーツ報知
大分の先発布陣(2020年7月4日)

◆明治安田生命J1リーグ▽第2節 大分2―0鳥栖(4日・昭和電工ドーム)

 大分は鳥栖を2―0で下し、今季初勝利で九州ダービーを制した。後半に途中出場のMF田中達也が2得点を挙げた。片野坂知宏監督は「みんなの力でつかんだ勝利」と喜びをかみ締めた。

 採点と寸評は以下の通り。

片野坂知宏監督【6・5】攻撃の交代カード3枚が全員得点に絡む好采配。1+1を3にする手腕は今季も健在

GK高木駿【7・0】決定機を2本止め、鳥栖の猛プレス戦略を逆手に取ったロングフィードで2得点を演出。0―2を2―0にしてしまう男

DF岩田智輝【6・0】攻撃時は神出鬼没な位置取りでアクセントに

DF鈴木義宜【6・0】豊田のパワープレーには手を焼いたが、安定感は90分光り続けた

DF三竿雄斗【6・0】ピンチをヒヤリに、ヒヤリをピシャリに。冷静さ光る

MF小林裕紀【6・0】相手の飛び出しを効果的に捕まえ無失点に貢献

MF長谷川雄志【6・0】詰まった時の「一旦こっちで」の玄人好みパスが実に効果的だった

MF松本怜【5・5】コントロールミスでピンチ招くも後半は攻撃面で持ち味

MF香川勇気【6・5】上下動をサボらず、鋭いクロスで先制点アシスト

MF井上健太【5・5】インパクトは少なかったが、ジャブは打ち続けた。片野坂監督は高評価のコメント

MF渡大生【5・5】ポジショニングが正直すぎた印象。CBとSB、CBとボランチの間をうまく使いたい

FW知念慶【6・5】1点目の起点。喜びの感情を必死に抑えて肘タッチで我慢しようとする田中に思い切り抱きつく

MF田中達也【7・5】後半11分IN。停滞気味の空気を全く読まずに先制点&ダメ押し点。MOM

MF三平和司【6・5】後半26分IN。ダイレクトパスで2点目をアシスト

FW伊佐耕平【―】後半37分IN。出場時間短く採点なし

DF島川俊郎【―】後半37分IN。出場時間短く採点なし

福島孝一郎主審【6・5】両チーム合計で接触ファールたったの17回。盤石の試合運び。なんと一度もブーイングを浴びなかった

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ

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