06年ガンバの個々の強さはピカイチ
5月28日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代最強チーム」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に“歴代で最強だと思うチームトップ3”を選んでもらっている。ここでは、G大阪やC大阪などで活躍した元日本代表FW播戸竜二氏の“トップ3”を紹介しよう。
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「播戸竜二氏が選ぶ“最強チームトップ3”」
1位:2006年のガンバ大阪
2位:2010年のセレッソ大阪
3位:2008年のガンバ大阪
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「播戸竜二氏が選ぶ“最強チームトップ3”」
1位:2006年のガンバ大阪
2位:2010年のセレッソ大阪
3位:2008年のガンバ大阪
俺のキャリアで最強だったのは06年のガンバ。ツネさん(宮本恒靖)、ヤット(遠藤保仁)、山口(智)さん、橋本(英郎)、二川(孝広)と代表クラスばかりで、シジクレイ、フェルナンジーニョ、マグノ・アウベスと助っ人も超強力。で監督は西野(朗)さんと、“オールスター”だった。
リーグ優勝は逃したけど、個々の強さはピカイチやったと思う。特に遠藤のパフォーマンスは別格。彼がシーズン途中にウイルス性肝炎で離脱していなければ、リーグ優勝できていたと俺は確信している。あとはマグノの得点力も強烈やった。
そしてなにより、強烈な個性をまとめていた西野さんも素晴らしかった。締めるところはきっちりと締めて、あとは自由にやらせるみたいな、そのバランスが絶妙で、自然と選手を同じ方向に向かせていた。
同じくガンバでは08年も強かった。リーグカップで優勝した07年も、それはそれで良いチームやったけど、08年はACLを制覇したからね。「アジアチャンピオン」の称号がなにより強さを物語っているし、クラブ・ワールドカップでも3位と好成績を残した。
シジやマグノはもういなかったけど、それでも頼りになったのがルーカス。バンバン点を取るし、日本語を喋れるから、日本人とブラジル人の間を取り持ってくれていた。
それとミネイロも欠かせない存在だったな。覚えているガンバサポーターは多いんじゃないかな。試合にはあまり出られていなかったけど、常に明るく一生懸命。最高のムードーメーカーだった。チームワークが良かったのは、素晴らしい人間性を持った助っ人のおかげでもある。
リーグ優勝は逃したけど、個々の強さはピカイチやったと思う。特に遠藤のパフォーマンスは別格。彼がシーズン途中にウイルス性肝炎で離脱していなければ、リーグ優勝できていたと俺は確信している。あとはマグノの得点力も強烈やった。
そしてなにより、強烈な個性をまとめていた西野さんも素晴らしかった。締めるところはきっちりと締めて、あとは自由にやらせるみたいな、そのバランスが絶妙で、自然と選手を同じ方向に向かせていた。
同じくガンバでは08年も強かった。リーグカップで優勝した07年も、それはそれで良いチームやったけど、08年はACLを制覇したからね。「アジアチャンピオン」の称号がなにより強さを物語っているし、クラブ・ワールドカップでも3位と好成績を残した。
シジやマグノはもういなかったけど、それでも頼りになったのがルーカス。バンバン点を取るし、日本語を喋れるから、日本人とブラジル人の間を取り持ってくれていた。
それとミネイロも欠かせない存在だったな。覚えているガンバサポーターは多いんじゃないかな。試合にはあまり出られていなかったけど、常に明るく一生懸命。最高のムードーメーカーだった。チームワークが良かったのは、素晴らしい人間性を持った助っ人のおかげでもある。