ガンバ大阪は1日、大阪・吹田市内で全体練習を再開させた。5月25日からグループ練習を開始していたが、1週間で全体練習に移行した。引き続いて完全非公開で実施し、U-23チームと分かれて本格的に始動した。

練習後にオンラインで取材に応じた元日本代表DF藤春広輝(31)は、7月4日のJリーグ再開が決定し「決まったのはうれしい。早く試合したい気持ちでいっぱい」と喜んだ上で、全体練習開始には「グループ練習と1人でやる練習とは全然違うし、人数が多いほど楽しくできる。ありがたい」と話した。

約2カ月間の外出自粛生活では、自宅付近の公園をランニングする以外は外には出ていなかった。自宅ではストレッチを本格的に行ったという。

公式戦へ約1カ月の準備期間がある。「個人的には1カ月あれば十分。1日1日大事にしていけば間に合う」と笑顔を見せた藤春は「サッカーができて楽しい気持ちが芽生えてきた。自分の一番の持ち味は体力なので、戻していかないといけない。オフシーズンより長い2カ月は今までにない。90分走れる体力は大事」と締めくくった。左サイドバックとしての責任感を強調していた。