J再開直後はダービー多発か 移動の感染リスク考慮し「なるべく隣接する地域の対戦を多く」

スポーツ報知
村井満チェアマン

 Jリーグは22日、NPB(日本野球機構)との新型コロナウイルス対策連絡会議を受け、臨時の実行委員会を行い、村井満チェアマンがメディア向けのブリーフィングで協議内容を報告した。

 村井チェアマンは再開後のリーグ戦日程について、「なるべく隣接する地域のマッチメークを多くする形を考慮して再開を迎えたい」とコメントした。

 チェアマンは移動における選手の感染リスクについて、「様々なところに関して万全の準備をしていきたい」とし、「飛行機で言うと全ての空気が3分間で入れ替わる、たとえば新幹線でいうと6分から8分とかで空気が入れ替わる。空調関係の技術は非常に高いものがあるとお聞きしています。しっかり行動管理、健康管理をして、選手が密接に会話をしないような状況であれば、飛行機や新幹線も大きな危険を伴うものではない」との認識を示した。

 一方で「感染が完全に収束していれば問題ないが、まだ危険と併走しながら慎重に用心しながら試合を開催するタイミング」と語り、再開後しばらくはホームタウンが隣接する地域の対戦カードを組んでいく意向を示した。

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