ノルウェーの神童が堂安の同僚DFを瞬殺 “比類なき股抜き”を海外紙が称賛「怪物」

フィテッセMFウーデゴール【写真:Getty Images】
フィテッセMFウーデゴール【写真:Getty Images】

フィテッセのウーデゴールがフローニンゲン戦で華麗なテクニックを披露

 オランダ1部フィテッセは現地時間21日、プレーオフ準決勝第2戦で日本代表MF堂安律とDF板倉滉が所属するフローニンゲンに3-1で勝利。2戦合計スコア4-3で決勝に駒を進めた。ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは1得点2アシストの活躍で逆転での突破に導いたが、試合中に見せた華麗なテクニックに「比類なき」「怪物」と称賛の声が上がっている。

 敵地での第1戦を1-2で落としたフィテッセは、本拠地での第2戦で猛攻を見せる。前半2分にウーデゴールが先制点を決めると、同28分、31分とウーデゴールのアシストからスロベニア代表FWティム・マタヴジュが立て続けにゴールを決めて、前半だけで3-0と大きくリード。後半36分に1点を返されたものの、2戦合計スコア4-3と逆転での決勝進出を果たした。

 1得点2アシストとチームを牽引したエデゴーだが、衛星放送「FOXスポーツ」オランダ版は、試合終了間際の華麗なテクニックにスポットライトを当てている。3-1で迎えた後半45分、後方からパスを受けたウーデゴールは利き足の左足下にボールを置く。瞬時にフローニンゲンのオランダ人DFジャンゴ・ヴァーメルダムが行く手に立ちはだかったが、相手が足を出してきた瞬間に左足インサイドでボールをコントロールし、いとも簡単に股抜きを成功させてみせた。

 同局公式インスタグラムは「比類なきウーデゴール」と綴り、動画を公開。ファンからは「なんてテクニックだ」といった声が上がったほか、ノルウェー紙「Dagbladet」も「怪物ウーデゴール」と称賛している。

 16歳にしてレアル・マドリードでデビューするなど、“ノルウェーの神童”と注目を集めたウーデゴールも20歳。今季はフィテッセにレンタル移籍していたが、「Dagbladet」紙によれば、オランダの名門アヤックスが何度か接触していたという。ようやく実力を発揮し始めたレフティーは、果たしてどこでプレーすることになるのだろうか。

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