関西のＪクラブ４チームが参加する「Ｊリーグ　ｅＳｐｏｒｔｓ　ＯＮＬＩＮＥ」（毎日放送主催）の最終節が１６日、行われ、神戸ＦＷ田中順也（３２）とＣ大阪ＦＷ中島元彦（２１）の対戦は７－１でＣ大阪が圧勝した。Ｃ大阪は１勝２敗の勝ち点３で３位、神戸は１分け２敗の勝ち点１で最下位が決定した。

　Ｃ大阪は中島が操るＦＷ都倉が全７得点を挙げる大爆発。開始２分に先制点を決めると２６分間でハットトリックを達成。後半にも４得点を挙げ、昨季Ｊ２最終節に８得点を挙げた柏ＦＷオルンガを彷彿とさせる量産ぶりで、第１節に５得点していたＧ大阪ＦＷ宇佐美を上回り得点ランク首位に浮上した。

　中島はオンラインランキングで今年３月に全国３位に入ったこともあるという“ウイイレ巧者”。アプリが配信された当初から続けており「２～３年くらいやっている。最近はあんまりやっていないが、多い時は１日３時間くらいやっていた」という。

　田中は後半７分にＦＷドウグラスのゴールで一矢報いたが「実力差が…。直前に必死で練習した機能を全て出したが決定力が上がらなかった」と苦笑い。「悔しい思いをしたので、再開したら７－１で勝てるように努力を惜しまないようにしたい」とリベンジを誓った。