Jリーグ、ブンデス参考にガイドライン策定へ…スタジアムのゾーン分けにベンチではマスク

スポーツ報知

 Jリーグ再開にはガイドラインの策定が必須となる。11日のクラブの代表者が集まる実行委員会でリーグの藤村昇司・特命担当部長は、16日に再開するドイツ・ブンデスリーガの計画書を参考にする考えを示した。ブンデスは無観客時の試合運営ではグラウンド周辺のゾーン1、スタンドのゾーン2、スタジアム外部のゾーン3に分け、各ゾーンに入れる人数を時間帯で設定。最大でスタジアム内は213人と定めている。藤村氏は「3ゾーンに分けてコントロールするやり方は取り入れたい。ほかにもベンチではマスクをつけてもらうよう提案したい」と話し、40ページに及ぶガイドラインを定める予定だ。

 また、村井チェアマンは再開に向けて全選手にウイルス検査を実施したい意向を明かした。ドイツやスペインでは練習再開前に全選手にPCR検査を実施。「検査態勢を整える必要性は認識している。一方、国民に検査が十分に行き渡っていない中で、理解を得られる状況を待たなければいけない」と説明。その上で「専門家から15分で検査できる抗原検査だったり、1グループ10人の検体をミックスして陽性が出た場合、その10人を検査したりする方法があると助言を頂いた。期待を持てるアドバイスだった」と今後検討していくとした。

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