【磐田】小川、令和初ダービーへ「負けられない」

スポーツ報知
ゲーム形式の練習で大南(左)と競り合う小川航

 J1ジュビロ磐田と同清水エスパルスが22日のルヴァン杯グループステージ(GS)D組・最終節(19時、ヤマハ)で対戦する。令和初のダービーに向け、20日は両軍とも調整。既にGS突破決めた磐田は、FW小川航基(21)が今季1号を狙い、U―22日本代表として挑むトゥーロン国際(仏)へ弾みをつける。

 FW小川航が燃えていた。10対10のゲーム形式の練習ではFWに入り、果敢に前線へと飛び出した。PKを蹴る場面では落ち着いてゴール左へと決めた。すでにチームはGS突破を決めているが「消化試合だとは思っていない。ダービーには負けられない。ゴールすることだけを考える」。勝てばG大阪が引き分け以下で、GS首位での通過が決定するだけにライバルに全力ぶつかる。

 6月1日に開幕するトゥーロン国際へ挑むU―22日本代表に復帰。始動からスタメン奪取を目指し奮闘するも得点を挙げられず、3月のU―23アジア選手権予選(ミャンマー)は選外。「代表から外れて考えることがあった。結果を残したい」と意気込む。17年のU―20W杯(韓国)では世代のエースとして鳴らした男が、反攻の一撃を決める。(山田 豊)

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