J1浦和・岩波拓也がA代表へ意欲「あのユニホームもう一度着たい」 後輩へエールも
新型コロナウイルス感染拡大の影響により活動を休止しているJ1浦和のDF岩波拓也(25)が27日、オンラインで取材に応じ、「あの(代表の)ユニホームをもう一度着たい」とA代表入りに意欲を見せた。
「悔しい思いをした舞台」。16年のリオ五輪は代表に名を連ねたが、ケガも重なり試合出場はならなかった。「A代表の選手たちと、また一緒にやりたい」。MF南野拓実(リバプール)、中島翔哉(ポルト)ら同世代が引っ張る現在の日本代表入りは大きな目標。五輪代表経験者として延期となった東京五輪世代の後輩たちには「1年成熟したメンバーで戦えるのはメリット」とエールを送った。
この日から浦和は選手全員でオンラインによるトレーニングを開始した。公式戦再開のめどが立たず、再開されても無観客が想定される。岩波は「埼玉スタジアムは日本で一番サポーターが入る。その中で戦えないのは不利」と話す一方で「無観客でも試合をして、元気を与えられたら」とまずはリーグでの奮闘を誓った。