FC今治が新スタジアム着工を22年1月に延期「出資をお願いする環境にない」

 J3のFC今治は24日、10月に予定していた新スタジアムの着工を、22年1月に延期することを発表した。

 30~40億円と想定されている新スタジアムの建設費には、地元企業などからの出資分も含まれているが、新型コロナウイルスの影響で状況は一変。「現在は地元企業等の皆様に出資をお願いする環境にない」と、着工延期を決めた。着工期間以外のコンセプトなどに変更はない。

 クラブは公式ホームページで「ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様等、当クラブに関わってくださっている方々と共にこの難局を乗り越え、『次世代のため、物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会創り貢献する』という挑戦を継続できるよう、努力してまいります。また、2020シーズンでのJ2昇格も引き続き目指してまいります」とコメントした。

 新スタジアム構想は1月26日の20年シーズン方針発表会で明かされた。22年に完成予定で、「里山スタジアム」と銘打ち、試合の開催されない日にも、365日多くの人でにぎわい、心のよりどころになる癒やしの空間とする構想だった。

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