コロナ陽性の酒井高徳に古巣ハンブルガーがエール 神戸関係者「体調変わってはない」

スポーツ報知
酒井高徳

 新型コロナウイルスへの感染が判明した神戸の元日本代表DF酒井高徳に対し、前所属のドイツ2部ハンブルガーSVが30日、公式ツイッターでエールを送った。酒井の写真を投稿し「元キャプテンの酒井高徳選手が新型コロナウイルスに苦しんでいます。親愛なる高徳選手。私たちはあなたの迅速な回復を願っています」とつづった。酒井は15年7月に加入し、翌年11月に主将に就任。リーグの1部残留に貢献するなど昨夏の退団までチームをけん引した。

 神戸は30日のウェブ会見で、現在の酒井の体調に問題はないと説明。一夜明けたこの日も、クラブ関係者は「体調は大きく変わってはないようです」と話した。クラブは発熱した3月25日以前の2週間の行動記録から濃厚接触者をリストアップし保健所に提出しているが、感染経路は分かっていない。

 またクラブは31日、神戸市内にある事務所での業務を休止するなど施設やサービスの一部を5日まで休業することを発表。練習を行っている「いぶきの森球技場」は立ち入り禁止とした。チームは3月27日から6日まで11日間のオフに入っており7日から練習再開の予定だが、保健所等の判断を仰いで変更する可能性は高い。

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