ブラジル人MF、コロナ拡大も「日本人の良心」称賛 日本は「安全な場所」と語る理由

名古屋グランパスMFガブリエル・シャビエル【写真:Getty Images】
名古屋グランパスMFガブリエル・シャビエル【写真:Getty Images】

名古屋の10番を背負うG・シャビエル、コロナ騒動のなか日本での生活について私見

 新型コロナウイルスの感染が世界中で広がるなか、名古屋グランパスに所属するブラジル人MFガブリエル・シャビエルは「問題の深刻さは認識している」と語った一方、「懸念があっても安全な場所」と日本について持論を展開した。ブラジルメディア「Lance」が伝えている。

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 今回の騒動を受けてJリーグは一時中断し、J3が4月24日、J2が5月2日、J1が5月9日と段階的に再開を目指している。しかし、今月30日にヴィッセル神戸の元日本代表DF酒井高徳の感染が公表され、暗雲が立ち込めている状況だ。

 自身のインスタグラムを通じてG・シャビエルが取材に対応。名古屋の10番を背負い、今季で在籍4シーズン目を迎えているテクニシャンは、「東京五輪が延期されたため、起きている問題の深刻さは認識している」と現状を説明。「アスリートのための救済だが、一方で悲しい出来事でもある。しかし、それは最良の決定だった。最も重要なのはアスリートと世界の健康だ」と自身の見解を示した。

 また日々の生活についても触れ、「世界の他の場所にも近いが、日本人の良心によって、ここはかなりコントロールされている。彼らはマスクをしたり、アルコールジェルをつけたりすることに慣れている」と、人々が当たり前のようにしている日々の行動を例に挙げている。

 3月下旬に入り、日本でも感染者が一気に増加。G・シャビエルは「私たちは必要なすべてのケアをしなければならない」と危機感を強めている一方、「日本人の良心によって、懸念があっても、安全な場所であることが分かる」と主張した。

 Jリーグ再開の時期は不透明ながら、G・シャビエルは日本での生活に大きな不安を抱いてはいないようだ。

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