【なでしこ】3戦全敗の米国遠征から帰国 高倉監督「金メダルに向かって戦っていくだけ」

スポーツ報知
成田空港で取材に対応する高倉麻子監督

 サッカー女子日本代表のなでしこジャパンが13日、国際親善大会「シービリーブス杯」(米国)から成田空港に帰国した。

 五輪イヤー最初となる公式戦で3試合を戦い、スペイン戦(1●3)、イングランド戦(0●1)、米国戦(1●3)と全敗。オフシーズン明けでコンディションが上がりきらない中、強豪と対戦し、高倉麻子監督(51)は、「勝っても負けても積み上がっているものはある。こういう時期に遠征が出来たのは非常に大きな収穫」と振り返った。

 課題は多く残ったが、特に第3戦の米国戦では、後半に日本がペースをつかみ、攻撃面で複数の選手が絡んだ連携も見せた。指揮官は、目標に掲げる東京五輪での金メダルについて、「私自身もチームも全く揺らいでいない。誰かがネガティブな発言をしても、諦めずに金メダルに向かって戦っていくだけ」と気合と込めた。

 また、この日、日本協会は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月11日に予定していたニュージーランド代表との国際親善試合(仙台)の中止を発表した。

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