【湘南】ノルウェー代表タリク、新型コロナ感染拡大に平常心 母から毎日心配の電話も「問題ない」

スポーツ報知

 J1湘南のノルウェー代表FWタリク(32)が4日、平塚市内で練習後に取材に応じ、新型コロナウイルスの感染拡大にも平常心で練習に臨む考えを強調した。

 来日から3か月あまり。日本でも感染が広がる中、ノルウェーに住む母・アルヒモさんから毎日、心配の電話が届くという。「母は(日本の感染拡大を)恐れていますね。でも『日本人は普通に健康的な生活を送れている。手を洗って体調管理すれば問題ない』と言っている」と明かした。

 母国の報道をチェックしたタリクは「北部で初めて感染者が出て首都のオスロに広がり、約30人ほどが感染している」と現状を説明。ドイツからノルウェー西部に入港した約2000人規模の大型客船からも感染者が出たという。「人口も少ないので、小さいことが非常に大きくなりがち。免疫力が弱い人たちを中心に死に至っている。それほど気にすることではない」と冷静に話した。

 ノルウェー代表で背番号10を背負うタリクは、今月末の欧州選手権・予選プレーオフ(26日準決勝、31日決勝)への招集が見込まれている。「呼ばれる可能性はある。ノルウェーでは(日本の)感染のことを気にしていると思うけど、こっちはしっかり練習できている。(Jリーグ再開予定の)18日と22日に試合に出て、代表に呼ばれても体はしっかり作れている」と力を込めた。

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