サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今節のユベントス-インテル・ミラノの強豪対決を含む5試合を無観客で開催することを決めた。前節は吉田麻也が加入したサンプドリアの一戦など4試合を延期し、欧州主要リーグの中で唯一大きな影響を受けている。
今月下旬からイタリア北部で多くの感染者が確認され、次々と中止などの措置が取られた。
今後も開催可否の判断、代替開催日の調整など先行きは不透明。27日には下部リーグの選手が感染したことも報じられ、混乱はしばらく続きそうだ。(共同)