田嶋会長、来月サッカーW杯予選の日程変更求める…AFC各国代表者集め緊急会議開催へ

スポーツ報知
日本サッカー協会の田嶋幸三会長

 W杯アジア2次予選モンゴル戦(3月31日・モンゴル)が延期される可能性が出てきた。アジアサッカー連盟(AFC)は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、クアラルンプールで各国協会の代表者を集めて緊急会議を開くと発表。日本が入る東地区は3月2日、西地区は7、8日に行われ、アジアチャンピオンズリーグを含めて日程の変更が議論されるとみられる。都内で取材に応じた日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)は延期などの日程変更を求めていく考えを明らかにした。

 モンゴルはこの日、過去14日以内に日本や韓国、イタリアに滞在した外国人について、28日から入国を禁止すると発表した。田嶋会長は国際サッカー連盟(FIFA)とAFCに状況を報告。「(日程に)メスが入ると思いますし、そこに入れなければフェアじゃない部分が出てくる」とし、「選手たちに(何か)あれば大変なことになる。本当に、AFC、FIFAに対してしっかりとものを言っていきたいと思います」と変更を求めていく。

 カタールW杯は通例より遅い11、12月開催となるため、日程を確保できる可能性がある。同会長は「議論して、我々から(日程の再編を)提案したいと思います。こういうカレンダーだから、できるでしょと」と話した。

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