日本ブラインド(5人制)サッカー協会は28日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に対応するため、3月16日~21日に東京都品川区立天王洲公園で開催予定だった国際大会、ワールドグランプリを中止すると発表した。

大会は世界ランキング13位の日本をはじめ、20位以内の8チームが出場するIBSA(国際視覚害者スポーツ連盟)公認大会で、1位アルゼンチン、2位ブラジル、3位でアジア王者の中国なども来日を予定していた。東京パラリンピックと同じチーム数、大会方式で、開催国枠で東京大会に初出場する日本にとって、メダル獲得へ向けた貴重な前哨戦でもあった。

大会観戦チケットの販売は中止し、購入者には払い戻しを行う。

同協会は3月15日までに実施を予定していたすべての協会事業を中止することも決めた。