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サッカー選手世界初の感染者か…セリエCの22歳に新型コロナ陽性反応

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セリエCの選手に新型コロナウイルス陽性が確認された

 イタリア3部・セリエCのUSピアネーゼに所属する22歳の選手が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことが分かった。サッカー選手の感染が確認されたのは初と見られる。『ESPN』が報じている。

 トスカーナ州在住の同選手はU-23ユベントスFCとのリーグ戦を控えて滞在したピエモンテ州アレッサンドリアのホテルで、22日に体調不良を訴えた。23日の試合には出場せず、静養していたが、26日に行った新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た。現在はトスカーナ州シエーナの病院で快方に向かっているという。

 トスカーナ地方の保健当局は「彼は高熱のため試合に出場しなかった。26日の朝に検査を受け、夕方には陽性という結果が出た。現在はシエーナの病院で隔離しているが、健康状態は良好」としつつ、「ほかのチームメイトたちも似たような症状を訴えている。検査を行わなければならない」と報告している。

 イタリアでは北部を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大しており、今週末に開催されるセリエA第26節の5試合は無観客試合という措置がとられる。2月19日に開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦第1戦アタランタvsバレンシアの取材でミラノに遠征したバレンシアの記者も新型コロナウイルスと診断されていた。

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