北海道コンサドーレ札幌のMF檀崎竜孔(19)が中断期間をプラスにする。

チームは27日、熊本県内で練習を行った。新型コロナウイルスの影響で3月15日までの公式戦5試合が延期となった。2年目のホープは「時間がある分、調整はいっぱいできる」と前向きにとらえている。

今季の位置は昨季のシャドーからサイドハーフに挑戦している。キャンプ中は主に左サイドだったが、ルヴァン杯初戦の鳥栖戦(16日)では右サイドのスタメン起用だった。「右と左では違うところもあってチャレンジを恐れていた。自信を持ってプレーできなかった部分もあった」。後半開始でベンチに下がり、不完全燃焼に終わった。

チームは3月11日まで熊本に滞在し、九州のJクラブ3チームと練習試合を行う。自身が「第4次キャンプ」と言う期間で、右でも左でも対応できるように体に慣れさせる。28日にはJ2北九州と対戦。「アピールする時間が増えたと思えばポジティブに考えられる。積み重ねて、いろんなものを吸収する期間にしたい」。プラス思考で再開まで備えていく。【西塚祐司】