【神戸】採点&寸評 粘りの守備に大苦戦…古橋弾で何とかドロー

スポーツ報知
神戸の横浜C戦先発布陣

◆明治安田生命J1リーグ 第1節 神戸 1―1 横浜C(23日・ノエビアスタジアム神戸)

 神戸が日本代表FW古橋の公式戦4戦連続ゴールとなる同点弾で、何とか引き分けに持ち込んだ。ACLから中3日で迎えた一戦は1点を追う後半29分、MFサンペールのスルーパスに生年月日が同じ古橋が反応。左足でネットを揺らした。今季は初陣のゼロックス杯から公式戦全試合で得点している25歳は「チームを少し救えたと思うけど、勝ち点3を取れた試合」と反省も忘れなかった。

 また、この試合は新型コロナウイルスの感染予防策として、観戦者の歌や肩組みなどの応援行為が禁じられた。約2万5000人で満員となった観客席にはマスク姿が目立ち、元スペイン代表MFイニエスタは「この状況が改善されることを願う」と話した。

 採点、寸評は以下の通り。

フィンク監督【6・0】ドウグラスまで投入するなら勝ち点3は取りたかった

GK前川黛也【5・5】失点場面は致し方ないか。後半21分に一美のシュートを好セーブ

DF西大伍【6・0】前半はやや沈黙。後半は好クロス連発

DFダンクレー【5・5】試合通して安定。ACLに出られない悔しさをプレーで晴らした

DF大崎玲央【5・5】細かいミスはあったものの、失点以外は相手の攻撃をほぼ封じた

DF酒井高徳【6・5】この日もダイナミック。左サイドで起点となり続けた

MFサンペール【6・5】スペースが空いてきた後半に本領発揮

MF山口蛍【5・5】ガチガチに引いた相手に存在感を示せなかった

MFイニエスタ【7・0】開幕戦にふさわしい魔法のオンパレード。ここにカズがいれば…

FW郷家友太【5・0】攻撃でインパクト残せず。悔しい途中交代

FW藤本憲明【5・0】相手がゴール前に固まると持ち味を発揮するのは難しいか

FW古橋亨梧【7・0】一瞬のスキを突く飛び出しから価値ある同点弾。背番号11が似合ってきた

FWドウグラス【6・0】後半12分IN。GKとの1対1は決めてほしかった

FW小川慶治朗【5・5】後半12分IN。チームに推進力与えた

FW田中順也【―】後半43分IN。時間短く採点なし

※平均点は5・5~6・0

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