横浜M 大本命!主力は残留もACL2連勝スタート Jリーグ連覇へ期待大

 Jリーグは21日に明治安田生命J1の湘南-浦和戦で28年目のシーズンが開幕する。元日の天皇杯を制した神戸の悲願のリーグタイトル獲得はなるのか。昨季、15年ぶりに頂点に立った横浜Mの2年連続5度目の制覇はあるのか。デイリースポーツのサッカー担当・松落大樹記者が2020年シーズンを展望した。

 優勝争いの軸となるのは、やはり昨季覇者の横浜Mだろう。天皇杯王者・神戸との富士ゼロックス・スーパー杯では辛酸をなめたものの、6年ぶりの参戦となるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では韓国王者・全北、オーストラリア王者・シドニーFCを相手に2連勝スタート。昨季の優勝に貢献した主力の多くも残留し、戦力を維持していることからも、実力には疑いようがない状況だ。

 王者の背中を追いかけるクラブの中でも、期待値が高いのは川崎か。3連覇を目指した昨季は4位フィニッシュだったが、ACLがなく日程面では昨季に比べて余裕のある今季は躍進を目指す。新シーズンに向けては、キャンプで中盤を逆三角形に配置する4-3-3のシステムに挑戦。16日のルヴァン杯・清水戦では新たな布陣のキーマンとも言えるFW長谷川、レアンドロダミアンらが活躍するなど、仕上がりは順調に映っている。

 中盤戦以降には負傷中のMF中村憲の戦列復帰も予想されるなど、長いシーズンを戦う戦力がそろっていると感じられる。

 昨季2位のFC東京も、ブラジル代表経験もあるFWレアンドロを鹿島から獲得するなど、攻撃陣が新たな顔ぶれとなり悲願のリーグ初制覇をにらむ。一方の同3位の鹿島は選手スタッフを大幅に入れ替えてのシーズン。チームとしての形が固まるまである程度の時間を要することになりそうだが、実力者を補強していることからも、後半戦から本領を発揮してきそうだ。

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