そんななか、クロップ監督はアトレティコ撃破のためにはあらゆる面でベストを尽くさなくてはいけないと主張した。

「アトレティコと対戦することは、フットボール人生で最も困難なシーンの一つだ。彼らは本当にオーガナイズされているし、結果を残すマシンのようだ。毎試合、毎試合、可能な限りの結果を残してくる」

「本当に難しい試合になるだろうね。今シーズンの彼らのプレーは、周囲が言うほど悪いものではない。それに明日の試合とは何も関係がない」

「我々がヨーロッパの大会(ヨーロッパリーグとCL)に出た時は常に決勝まで進んでいる。それは素晴らしいことだ。特に決勝で勝った時はそんなもんじゃない。本当に説明することができない気持ちになる。出来る限り、上に進みたいと思っているし、我々はそれが可能なチームだと考えているよ」

「実際、我々がプレーした最高のゲームのいくつかはアウェイだ。バイエルン戦は私が今まで見た中でも最高のゲームの一つ。3-0をひっくり返したバルセロナ戦も最高だったね」

「ただ、それも過去の話だ。今回もそうなるとは限らない。対戦するチームで全てが最高の状態でなくてはならないのがアトレティコだ。明日はプレゼントしてくれない。一生懸命プレーするのならチャンスはあるが、それができなければチャンスさえ訪れない」

「周囲の人たちは私がサイドライン付近で感情的になっていると言うね。私がレベル4ならば、ディエゴ(・シメオネ)はレベル12くらいだね。私は彼に対して、キンダガートン・コップみたいなものだよ」