サッカー元日本代表で前磐田監督の名波浩氏(47)が29日、東京都内で行われたJリーグとアニメ「機動戦士ガンダム」のコラボレーション発表会にゲストとして出席した。
アニメ放送40周年のガンダムが40周年プロジェクトの一環としてJリーグとコラボ。会場には昨季J1を戦った18チームに今季昇格した2チームを加えた20クラブのチームカラーをイメージしてデザインされたガンダムのプラモデル(通称、ガンプラ)が勢ぞろい。最近、子供とジグソーパズルなどをするという名波氏は「かっこいい。子供と一緒に組み立てたい。親子のコミュニケーションにもこういうツールはいい」と話した。
今季のJリーグの展望を問われると「攻撃サッカーを貫いた横浜Mが優勝候補の軸。FC東京は新しい外国人選手がどれだけフィットできるか」と分析。来月26日には53歳の誕生日を迎える大先輩のカズことFW三浦知良(横浜FC)については「トップリーグでプレーしていることが世界の驚愕ニュース」と脱帽した。
また、U-23アジア選手権で1分け2敗で1次リーグ敗退した五輪代表については、「惨敗と言われたが、僕自身はそこまで悲観していない。過去の代表でも、直前に悪ければ悪いほど本番で結果が出ている」と擁護。本番のメンバーについては「アジア選手権から入るのは多くて5人、あとは欧州組やオーバーエージ枠が入ってくるのではないか」と予想した。