鹿島、J勢初のACLプレーオフ敗退 ザーゴ新監督「決めるところを決めないと」

 メルボルン・ビクトリーに敗れ、さえない表情で引き揚げる三竿(手前左)とGK曽ケ端(同右)ら鹿島イレブン=カシマ
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 「ACL・プレーオフ、鹿島0-1メルボルンV」(28日、カシマスタジアム)

 ACL本大会の出場権をかけたプレーオフが28日、各地で行われ、鹿島はメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と対戦して0-1で敗れた。後半9分、元浦和FWナバウトにゴールを許し、その後反撃をするも、最後まで得点が奪えず。Jリーグ勢がプレーオフに参加するようになった2015年以降、初めてのプレーオフ敗退となった。

 ゴールが果てしなく遠かった。ザーゴ体制の初陣は、新加入選手6人が先発でスタート。90分間で17本のシュートを放つなど5バックで守備を固めるメルボルンVを攻め続けたが、無得点。「決めるところを決めないとサッカーは代償を払う。その通りになった」。ザーゴ新監督は嘆いた。

 失点は、ナバウトのシュートがDF奈良の伸ばした足に当たってコースが変わってそのまま吸い込まれたもの。不運はあったが、奈良は「自分でもっと良い対応ができた。反省したい。結果ですべてが評価される試合だった」と肩を落とした。

 初優勝となった2018年大会以来、2年ぶりのアジア王座奪回を目指していたが、夢は90分で霧散した。

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