元日本代表MF本田圭佑(33)がブラジル1部リーグのボタフォゴに加入することで同クラブと合意したと28日、地元の専門紙「Lance!」が報じた。
本田は昨年6月にメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を退団。11月にCSKAモスクワ(ロシア)時代の恩師であるスルツキ監督率いるフィテッセ(オランダ)に入団した。しかし、成績不振で同監督が辞任したことに伴い、本田も4試合に出場しただけで12月に退団。今夏の東京五輪に24歳以上のオーバーエージでの出場を目指しながら、再び所属がない状態となっていた。
ボタフォゴはリオデジャネイロを本拠地とする1894年設立の古豪。報道によると契約は今年12月までで、固定給のほかに出場数やゴール数などによる出来高払いが含まれているという。
海外キャリアをオランダでスタートさせた本田はロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、オランダと渡り歩いた。ブラジルでプレーすれば6カ国目となる。