ピッチに水が浮く悪コンディションの中、先制のゴールを決める室屋(右)。FC東京は本大会に進んだ (撮影・蔵賢斗)
ギャラリーページで見る アジア・チャンピオンズリーグ・プレーオフ(28日、味の素スタジアムほか)J1昨季2位のFC東京はセレス・ネグロス(フィリピン)に2-0で勝利。本大会進出を決めた。4年ぶり3度目の出場。日本代表DF室屋成(25)が右足で先制点を決めた。J1で昨季3位の鹿島はメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に0-1で敗れ、日本のクラブで初めてプレーオフで敗退した。本大会は32チームが出場。日本から横浜Mと神戸も参戦する東地区の1次リーグは2月11、12日に初戦が行われる。
断続的に雨が降りしきり、ピッチに水が浮き上がる。ボールは止まり、選手が走るたびに水しぶきが上がる中、FC東京の日本代表DF室屋が右足で均衡を破った。
「ボールがこぼれてきたんで、枠を外さないように蹴りました」
後半3分、ゴール前の混戦からこぼれ球に反応。ボールは相手GKの左手をかすめて貴重な先制点。今季チーム公式戦初得点でACL本大会出場を呼び寄せた。