サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を懸けたプレーオフが28日、東京・味の素スタジアムなどで行われ、J1昨季2位のFC東京が本大会に進んだが、同3位の鹿島は日本のクラブで初めてプレーオフで敗退した。
視察に訪れた日本サッカー協会の田嶋会長は、FC東京の勝利に「一発勝負の怖さがある中、しっかりと勝って良かった」と喜んだ。一方で鹿島は敗れ「優勝経験があるチームが残って4チーム出てほしかったが、残念」と語った。
本大会は新型肺炎の感染拡大が続く中国での試合も予定される。田嶋会長は「最も大切なのは人々の健康と安全。それを最優先に考えて」とした上で「日程を全てずらせるわけではないが、情報を集めて対処しないと」と話した。