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2戦連続ドローで“失速”のインテル、指揮官「我々は時速200kmで戦う必要があるチーム」

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アントニオ・コンテ監督が試合を振り返る

 インテルは19日のセリエA第20節でレッチェと対戦し、1-1のドロー。クラブ公式サイトは同日にアントニオ・コンテ監督のコメントを伝えている。

 前半を0-0で折り返したインテルは後半からDFディエゴ・ゴディンに代えてDFアレッサンドロ・バストーニを投入。するとこの交代策が的中し、同27分にはバストーニが先制点を決めた。しかしその5分後に失点を喫し、1-1で試合終了。2試合連続のドローに終わった。

 王者ユベントスとの首位争いも勝ち点4差がつき、“失速”となった。コンテ監督は現状について「最終試合結果は、我々が時速200kmで戦う必要があるチームであり、ペースを落とす余裕がないという事実から起こった」と勝ち点を取りこぼした要因を語る。

 冬の折り返しまでは王者を退け首位に立ったが、「もし我々がアベレージのペース、ゆっくりしたスピードで戦えば、普通のチームになり結果が得られないことは明白だ。今シーズン前期中は全速力、それ以上の力で駆け抜けた」と好調のスピードに乗れていないことを示唆した。

 冬の移籍市場が開く中、指揮官は選手たちの放出については口を閉ざす。「それについて語りたくない。クラブが移籍評価を下すが、選手たちには満足している。そして自分の言葉を間違って認識させたくない」と誤解を招く発言は慎んでおり、「私は監督で選手の最大限の力を引き出すようにしないといけないんだ。高いアベレージポイントを保ちたいなら、最大限のまま今後も進んでいく必要がある」とモチベーターとしての役割に徹することを語った。

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