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ミラン連勝! 加入後初弾のレビッチが劇的ドッピエッタ、イブラ効果で勝負強さ取り戻す

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加入後初ゴールを記録したFWアンテ・レビッチが劇的決勝弾も決めた

[1.19 セリエA第20節 ミラン3-2ウディネーゼ]

 セリエAは19日に第20節を行った。ミランはホームでウディネーゼと対戦し、3-2で勝利。FWアンテ・レビッチが終了間際に劇的ゴールを挙げた。

 FWズラタン・イブラヒモビッチ加入から2020年はいまだ公式戦3試合無敗となっているミラン。好調を維持したいところだったが、前半7分に失点を喫する。ウディネーゼの右サイドへのロングフィードにGKジャンルイジ・ドンナルンマがPA外に飛び出して対応。しかしDFイェンス・ストリガー・ラーセンにこぼれ球を無人のゴールへと決められ、0-1とされてしまう。

 追いかけるミランはイブラヒモビッチを中心に攻撃を展開。すると前半はそのまま0-1で折り返すが、後半開始からFWジャコモ・ボナベントゥーラに代えてレビッチを投入し、一気に流れを掴んでいく。

 ミランは後半3分、中盤でのパス回しからDFアンドレア・コンティがPA右に入り込み、中央に折り返す。PA外から一直線に走り込んだレビッチが右足ダイレクトで合わせ、ゴールに突き刺した。レビッチは加入後初ゴールとなった。

 1-1と振り出しに戻したミランだが、その後はウディネーゼの猛攻に遭う。しかし先制点につながるミスをしてしまったドンナルンマが汚名返上のスーパーセーブを連発し、ゴールを守っていく。

 すると後半26分にミランが逆転に成功。左CKはPA内で跳ね返されるが、PA手前のDFテオ・エルナンデスが豪快な左足ボレーを放ち、地を這う弾道でゴール右隅に突き刺した。今季5点目でチーム最多スコアラーとなった左SBの活躍で、ミランが2-1とリードする。

 しかしウディネーゼも諦めない。後半40分、右サイドからのクロスをFWケビン・ラザーニャが技ありのヘディングシュートでゴールに流し込み、再び2-2の同点に追いついてみせた。

 試合はそのまま終わるかと思われたが、好調ミランが隙を突く。後半アディショナルタイム3分過ぎ、後方からのロングボールをレビッチが落とし、イブラヒモビッチが疲拾う。再びボールがレビッチに渡ると、相手DFをかわしながらPAに入り込み、左足を一閃。ゴール右隅に突き刺し、ドッピエッタ(1試合2得点)を達成した。

 ミランが3-2で連勝を成し遂げ、前節終了時点の10位から8位に浮上。イブラヒモビッチ加入から低迷脱出のきっかけを少しずつ掴み始めている。24日には第21節・ブレシア戦を敵地で行う。

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