四中工がベスト8で敗退 日本代表FW浅野拓磨の弟・快斗は、この悔しさをドイツで晴らす

スポーツ報知
後半に出場し、ボールを追う四日市中央工・浅野快斗 

◆高校サッカー選手権準々決勝(5日、駒沢陸上競技場)矢板中央2―0四日市中央工

 四日市中央工(三重)は、矢板中央(栃木)に0―2で敗れ、準決勝進出はならなかった。浅野家の六男・快斗(3年)は後半開始から出場。セルビア1部パルチザンでプレーする日本代表FWの兄・拓磨らスタンドで家族が見守る中、積極的に相手ゴールに迫ったが、得点は奪えなかった。「簡単ではないと分かっていたけど、思っている通りにはいかなかった」と無得点のまま大会を終えた。

 大会前にウィンターブレイクで帰国していた拓磨から「選手権は特別な場所。その先の人生も変わる」と声をかけられた。得点という結果を残すことはできなかったが、ドリブルで何度も仕掛けるなど、持ち味を発揮した。

 卒業後は就職するつもりだったが、家族の後押しもあり、兄がプレーしたドイツにサッカー留学する予定。現地に行って、トライアルなどを受けるつもりだ。「3年生でようやくこういう舞台に立たせてもらった。こういった経験を生かして、サッカーをやりたいと思っています」と次なるステージに目を向けた。

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