これまでの地道なマーケティング活動が実を結び、また世界各地から数々の名選手がやって来るようになったこともあり、海外での注目度も高まってきているJリーグと日本サッカー。そんな今シーズンの日本のサッカーシーンを締めくくるのは元日に行われる天皇杯の決勝となります。

新国立競技場の「こけら落とし」の一戦ともなる舞台に駒を進めたのはヴィッセル神戸と鹿島アントラーズ。ヴィッセル神戸はJ1では8位とパッとしませんでしたが、天皇杯では川崎F、大分、清水といったチームを倒し勝ち上がってきました。チームを引っ張るイニエスタはJ1のベストイレブンにも選ばれており、海外の採点サイトでも断トツトップの数字を残し、好調なパフォーマンスを見せています。

一方、ここ数年に渡って次々と選手が海外移籍していった中でも流石の貫禄をみせたシーズンを送ったのが鹿島アントラーズ。ACLでは準々決勝まで勝ち上がり、リーグでは終盤まで優勝争いに絡み、どちらも惜しいところでタイトルを逃していますが、戦力的にやりくりが大変だったところでの健闘が光っています。

1月1日の天皇杯の決勝は、世界のサッカー界にとっても2020年の幕を開ける公式戦となり、その上にドイツで去就が注目されているポドルスキ、既に今シーズンまでで引退を発表しているビジャ、東京五輪のメイン会場となる新国立競技場のこけら落としと、数々の話題が揃った一戦となり、海外でも広く報道されたようです。
試合前記事

【ダビド・ビジャ最後の試合】Superdeporte
ダビド・ビジャは元気だ、少なくともベンチ入りはすると思われる。ヴィッセル神戸にとってクラブ史上で最も大事な試合で、38歳の彼がプロとしての最後の試合にのぞむビジャは丁重に扱われている。天皇杯の決勝はつねに特別なものだが、今回は特にそうだ。このイベントは東京五輪2020のメイン会場となる新国立競技場のこけら落としとなる。これ以上なり舞台だ。中立のファンはヴィッセル神戸を見に行くことになる、ビジャに別れを告げ、アンドレス・イニエスタの魔法を見に。

【2020の初試合にして、ダビド・ビジャのラストゲーム:天皇杯】GOAL
ビジャは1月1日に行われる決勝で、ヴィッセル神戸の一員として、彼のキャリア最後のタイトルを獲得する可能性がある。

【新国立競技場での初スポーツイベントが開催】the games
明日、天皇杯の決勝が開催となり、新国立競技場が初めて使用されることになる。
日本の権威ある大会である天皇杯の決勝、ヴィッセル神戸対鹿島アントラーズの試合で収容人数68000人のスタジアムが初のスポーツイベントを開催。
多くのサッカー界のレジェンドがピッチには登場予定で、スペインのアンドレス・イニエスタとダビド・ビジャ、ドイツのルーカス・ポドルスキの出場が期待されている。

【2019年の最後の試合はモーリタニアで開催】TyC Sports
2019年の最後のサッカー公式戦はモーリタニアの首都であるヌアクショットで午後2時(アルゼンチン時間)から開催される。(中略)
では2020年は? アルゼンチンでは2時35分から開始となる、かなり重要な一戦がある。その試合とはアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、ルーカス・ポドルスキといった素晴らしい選手が出場するヴィッセル神戸と鹿島アントラーズの間で行われる日本の天皇杯の決勝に他ならない。

【「ルーカスは偉大な選手」】FAZ
元日にルーカス・ポドルスキが日本での初タイトルを狙う。東京で行われる決勝が彼のヴィッセル神戸でのラストマッチに。その後は?





ヴィッセル神戸 2-0 鹿島アントラーズ

【ヴィッセル神戸が勝利、ポルディが別れを告げるカップ獲得】Bild
ルーカス・ポドルスキが別れのタイトル獲得だ!
ヴィッセル神戸での最後の一戦で、ポルディが日本のカップ戦で優勝。水曜、彼とトルステン・フィンク監督が鹿島アントラーズとのカップ決勝で2-0と勝利した。1-0としたゴールは犬飼のオウンゴール、藤本が2-0とした。
ポルディにとってはキャリアで4度目となるカップタイトル。これまでにバイエルンでDFBカップ(2008年)、アーセナルでFAカップ(2014年)、そしてガラタサライでトルコカップ(2016年)。
試合終了間際には素晴らしい場面が、90分、ダビド・ビジャとポルディが交代し、神戸のサポーターにより讃えられた。

【イニエスタとビジャがヴィッセル神戸にとって初のタイトルとなる天皇杯を獲得】MUNDO DEPORTIVO
・バルサのレジェンドが神戸を引っ張り、鹿島アントラーズ(日本で最も成功をおさめているクラブ)との天皇杯決勝を制し、2020年のアジアチャンピオンズリーグ出場が決まった
・体の限界を迎えたダビド・ビジャは90分に彼の偉大なサッカーキャリアに別れを告げた
アンドレス・イニエスタの伝説な日本でも永遠のものとなった。フエンテアルビージャの天才は日出る国に散歩しに行ったわけではなく、ヴィッセル神戸での2シーズン目で早くもクラブに史上初めてとなるタイトルをもたらしてみせた。更なる賞品としてチームは2020年にアジアチャンピオンズリーグでプレーすることになる。

【トーマス・フェルメーレンがヴィッセル神戸で日本のカップ戦に優勝】DH
水曜に東京五輪の会場となるスタジアムで行われた一戦で、ヴィッセル神戸が鹿島アントラーズに2-0で勝利し、トーマス・フェルメーレンが天皇杯で優勝した。
トーマス・フェルメーレンはフル出場。ベルギー代表のディフェンダーは今シーズンから日本でプレーしている。今大会では全試合に出場した。

【ビジャが有終の美を飾る:2020年の初の公式タイトルを掲げる】MARCA
ダビド・ビジャはプロとしての最終戦に出場し、これ以上ない別れをサッカーに告げた。鹿島アントラーズにヴィッセル神戸が2-0と勝利し(犬飼のオウンゴールと藤本のゴール)天皇杯に優勝、2020年の初公式タイトルを獲得した。東京五輪2020へ向けた新国立競技場のこけら落としは、奇異なことにビジャにとっては「幕を引く場」となったのである。



【海外のサッカーファン】
・Anonymous(バルセロナ)
ダビド・ビジャがこの試合を勝って、素晴らしいキャリアを締めくくることを願ってる!それからイニエスタも❤

・フェルナンド・パロモ(サッカー記者)
ヴィッセル神戸の藤本憲明が2020年の初ゴールの得点者だ
あけましておめでとうございます!

・Anonymous
はやくも2020年の初ゴールが!ルーカス・ポドルスキのプレーから、ヴィッセル神戸が藤本憲明のゴールで先制

・Anonymous(バルセロナ)
新年の最初の数時間からサッカーについて話すってのはいいもんだな

・Anonymous
ポドルスキの仕掛けから、藤本にちょっとツキがあってのゴール

・Anonymous(トルコ)
藤本の得点だけど、ポルディのものだね。粘って奪って、シュートして、跳ね返りがたまたま藤本に。神戸の方が遥かに意欲があるね、予想通り。勿論、鹿島は神戸が守れないって分かってる。アイクト・コジャマン(訳注:コンヤスポル監督)みたいに神戸がミスするのをまだ待ってる

・Anonymous(インドネシア)
鹿殺し藤本憲明。大分から移籍した後でも、アントラーズにとって最大の脅威だ
でも資金力でACL出場権を取るのはよくないな。だから頼んだぞセルジーニョら!

・Anonymous
決まったね。前年最後のゴールと今年の初ゴール。モーリタニアのメディンが2019年の最後を、ちょっと前に今開催中の天皇杯決勝でヴィッセル神戸の藤本憲明が2020年の初ゴールをあげたぞ

・Anonymous
2020年の初ゴール:鹿島アントラーズのGKのミスを藤本憲明が決めて、イニエスタ、ポドルスキ、ビジャのヴィッセル神戸を1-0とした

・Anonymous(アルゼンチン)
こうなってくると問題は彼が今年初のハットトリックをあげるかどうか

・Anonymous(ブラジル)
藤本、またも意図せず(信じられない)この試合の2点目と、自身の2020年2発目を決めたぞ

・Anonymous(ドイツ)
藤本はこの試合の「ゴーストストライカー」になってる。枠内にシュート打たずに決めてる

・Anonymous(スイス)
めっちゃ面白くなってるね

・Anonymous(ブラジル)
またも藤本から!これまた彼が蹴りに行ったというよりも、ボールが彼に当たったゴールだ。ヴィッセル神戸の9番は素晴らしい運で2020を始めたもんだねぇ

・Anonymous(アルゼンチン)
マジで?藤本はツキまくりで2020の幕を開けたね!

・Anonymous(ドイツ)
またもシュート狙わずして藤本のゴール。西大伍のクロスが相手ディフェンダーにあたって、走ってる藤本の足の間へ行ってゴールへ

・Anonymous(メキシコ)
初ゴールというだけでなく初のダブルも!
日本の藤本憲明はヴィッセル神戸の鹿島アントラーズ戦で2得点。2020年の初ゴールで歴史を刻んだだけでなく、初のダブルもあげて
歴史を作ってるねぇ!

・Anonymous(ドルトムント)
藤本憲明の驚異的な2発でヴィッセル神戸が天皇杯でリードだ

・Anonymous(インドネシア)
やっぱり藤本。20分後に彼が2点目を決めた
どうやらアントラーズは反撃できそうもないな

・Anonymous(アルゼンチン)
藤本は1点目はリバウンドから、2点目は自分で決めたこと分かってなかった。必殺本と呼ばれるべき

・Anonymous
イニエスタがバルセロナを離れてからの初タイトルまで残り45分だ

・Anonymous(ブラジル)
ビジャは出てこなきゃね!!!!

・Anonymous
2020の最初の2発は同じく奇妙なものだねぇ。これが2020年のサッカーの前提になるのかなワロタ

・Anonymous
神戸のごく妥当なリードだけど、幸運な2ゴールだったね

・Anonymous
史上最悪の「完璧なハットトリック」を成し遂げるべく、マジで藤本憲明は次のゴールがんばってもらわんと

・Anonymous
2020年の初試合は日本でプレーされてる。天皇杯決勝のヴィッセル神戸対鹿島アントラーズ。神戸が2-0でリード。藤本憲明が今年の初ゴールを決めた選手だ

・Anonymous
(新)国立競技場はハーフタイムで、神戸は少なくとも天皇杯に片手をかけてる。かなり残念な鹿島に2-0でリード。両ゴールをあげたのは藤本憲明(でも1点目の得点者でいられたらツイてるけど、オウンゴールに見えたよ)

・Anonymous
2-0でヴィッセル神戸がリードしてハーフタイム、藤本のダブル(?)から!かなり空気の鹿島を相手にほぼ妥当なリード。イニエスタがACL出場権獲得まで後45分

・Anonymous
藤本の素晴らしいダブル

・Anonymous
奇妙な試合だ。ヴィッセルは2-0と妥当な勝利をあげたけど、両ゴールはラッキーだった。審判は何度もイエローもののタックルを無視して、イニエスタが目に見えて負傷した唯一の選手に。古橋は立てててツイてたよ。残り数分でダビド・ビジャが別れを告げることに!

・Anonymous
良い勝利だし、来シーズンのACLで彼らを見るのが楽しみだ
(神戸にとっては)犬飼がマン・オブ・ザ・マッチかな?

・Anonymous(マレーシア)
おー、イニエスタ、ポドルスキ、ダビド・ビジャがジョホール・ダルル・タクジムの新スタジアムでプレーしてるところ見られるのか。ヴィッセル神戸対JDT、楽しみだ!

・Anonymous(ポーランド)
決まったね!ヴィッセル神戸がクラブ史上で初めて天皇杯を手にした。このトロフィーを掲げるのに必要だった前半の立ち上がりにアントラーズ相手に2-0としたね!ゴールに絡んだのは犬飼智也と藤本憲明
おめでとう!

・Anonymous(ポーランド)
ヴィッセル神戸はACLでプレーする15番目の日本のチームに

・Anonymous(フランス)
俺はヴィッセル神戸の大ファンというわけでは決してないけれども、イニエスタがバルサであらゆる大会を制した最高の時期と同じように優勝を喜んでる姿を見ると、素晴らしいもんだね

・Anonymous(ドイツ)
試合終了!ヴィッセル神戸がクラブ史上で初めての国内タイトルを獲得。おめでとう港町!

サッカーダイジェスト
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