静岡学園、5大会ぶり県勢初戦突破だ!阿部主将、新ユニ初着用で「勝つ」

スポーツ報知
開会式で行進する静学の選手たち

 第98回全国高校サッカー選手権(決勝・20年1月13日、埼玉スタジアム)が30日、開幕した。5大会ぶり12度目の出場となる静岡学園は東京・駒沢陸上競技場での開会式に参加後、神奈川県内で、31日の1回戦・岡山学芸館(岡山)に向けて約1時間調整した。県勢5大会ぶりの初戦突破と新ユニホーム初戦の勝利を誓った。

 開会式で静学イレブンの気持ちが高ぶった。大みそかに初戦を戦う駒沢では背筋をピンと伸ばし行進した。DF阿部健人主将(3年)は「リハーサルよりうまく行進できたと思う。ピッチの芝生の状態も分かった。多くのお客さんが入って、静岡と雰囲気は違うと思うけれど、初戦に勝って勢いをつけたい」と県勢5大会ぶりの勝利を誓った。

 濃緑の斜め線を入れるなどマイナーチェンジした新ユニホームを開会式で初めて着用した。気温が低く、ベンチコートを羽織って登場したため、お披露目とはならなかった。それだけにMF浅倉廉(3年)は「ユニホームの最初の試合なので、勝ちたい」と31日の岡山学芸館戦へ闘志を燃やした。

 岡山出身のMF井堀二昭(3年)は、中学の県トレセンで一緒にプレーした岡山学芸館MF山田龍之介(3年)と再会し、健闘を誓い合った。神奈川県へ移動し行われた練習ではセットプレーを中心に最終調整。キッカーを務める井堀は「相手は山田選手を中心に攻めてくるはずだけど、自分たちもセットプレーに自信がある。本番もいける」と意気込んだ。(山田 豊)

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