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左伴繁雄社長の今シーズン限りでの退任が正式発表 後任には報道通り千葉ロッテマリーンズ前社長・山室晋也氏が就任内定

本日クラブより、左伴繁雄社長の退任が発表されました。また、後任として千葉ロッテマリーンズ前社長の山室晋也氏が就任します。

写真は公式サイトより

社長交代内定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/44200/

このたび、株式会社エスパルスは、代表取締役の左伴繁雄が退任し、後任として山室晋也氏が就任することを内定しましたので、お知らせいたします。なお、2020年1月上旬開催予定の当社臨時株主総会および取締会を経て、正式に決定される予定です。
また、新社長による記者会見は、2020年1月14日(火)の新体制発表記者会見時に予定しております。

【クラブコメント】
左伴社長は、エスパルスが大変苦しい時期に社長に就任され、これまで5年間に亘ってクラブ経営に尽力をいただきました。
特にクラブをサポートしてくださるパートナー様の拡大に力を発揮され、クラブのトップライン伸張(売上規模の拡大)という面では、多大な貢献をしてくださいました。一方で就任から5年という年月が過ぎ、一つの節目の時期を迎えるにあたり、エスパルスとして新しいサイクルに入る、そして、エスパルスに再び新しい風を取り入れる必要もあることから、左伴社長が退任され、そして新社長を迎えることとなりました。新社長となる山室氏のもと、クラブ一丸となって新しいエスパルスの時代を築き上げて参ります。

【左伴繁雄代表取締役社長 コメント】
日頃より弊社並びにチームをご支援、応援戴き厚く御礼申し上げます。本日は私事ではありますが、来シーズンの契約には至らず、来年1月上旬をもちまして代表職並びに弊社を退くご報告をさせて戴きます。
5年間の在任中、皆様より戴いた物心両面でのご支援は日本一であり、良い時も悪い時も変わらぬ愛情を注いで戴いたことに深く感謝し、また私の終生忘れ得ぬ宝物として、大切に胸に刻み込ませて戴きます。一方その皆様のご期待に必ずしも添えなかったこと、更にはチームや職員、株主、パートナー、そして皆様に痛みを伴うお願いを再三させて戴いた中で、特に在任中トップチーム成績コミットを三度に亘り外してしまったことは痛恨の極みであり、相応の責任を取ることが筋との思いでおります。
また、組織活性には一定の新陳代謝が必要であり、会社サイズも大きくなってきた中で、トップを含めた経営体制刷新の良い機会と捉えております。来季以降は新社長による舵取りで、これまで培ってきた地域との絆を更に太くしつつ、新たな試みを展開することで、強固且つ持続的成長に向けた力強い歩みを期待して止みません。
私の今後につきましては、一年一年を勝負の年として退路を絶って参りました身ですので、今後もスポーツビジネスの世界に身 を置き続け、ご縁がありましたらまた違う形でのサポートをさせて戴ければ幸いです。
最後に、エスパルスの輝かしい未来に想いを馳せながら、皆様のご多幸をご祈念申し上げます。終生の仲間としてこの5年間、本当にありがとうございました。

【山室晋也氏 略歴】
生年月日: 1960年1月25日
出 身 地: 三重県
経  歴:
1982年 3月 立教大学経済学部卒業
1982年 4月 株式会社第一勧業銀行(現 株式会社みずほ銀行)入行
2011年 4月 株式会社みずほ銀行 執行役員 渋谷中央支店長
2013年 4月 みずほマーケティングエキスパーツ株式会社 代表取締役社長
2013年11月 株式会社千葉ロッテマリーンズ 顧問 就任
2014年 1月  同 球団社長 就任
2019年12月 同 球団社長 退任

エスパルスでは経営母体である鈴与株式会社からの出向による社長が続いていましたが、2015年に初めて外部からの社長招聘として就任したのが左伴社長でした。

横浜F・マリノス湘南ベルマーレで培ってきた経験、そして人脈を駆使し、特に営業面でエスパルスの規模拡大に大きく貢献していただきました。

これぞ「プロクラブの経営者」といいますか…それまでの内部からの出向社長とは異なり、クラブ運営をしていくのにパートナーやファン・サポーターにも明確でわかりやすい目標を掲げ、オープンなクラブ運営をされていたと思います。

特に静岡・清水内の中小企業にもローラー作戦で事細かに営業活動を行い、大口だけではなく小口のパートナーの獲得に成功しています。

最近ではリブランディングを断行し新しいエンブレムの作成やチームカラーの策定を果たしたり、アプリ開発やICT化の推進などクラブのデジタル化を進めたりしていました。

また話し好き、語り好きで、公式サイトでの「作文」やエンディングセレモニーでの「演説」も名物に。「徳島を静岡にしてください」は名言ではないでしょうか。迷言?

 

一方で現場の方はと言えば、就任した2015年には清水史上初のJ2降格を喫してしまい、さらにJ1復帰初年度の2017年、勝負をかけた2019年には残留争いを演じます。

その中間年である2016年はJ2で2位(J1昇格)、2018年は近年では最上位の8位と結果を残していますが、浮き沈みの激しいシーズンを送りました。

進退をかける意気込みで臨んだ今シーズン、開幕で躓き目標となる5位には程遠いリーグ戦12位という結果となり、また準決勝に終わった天皇杯準決勝・ヴィッセル神戸戦で敗戦という結果に終わっていました。

 

後任は報道の通り、千葉ロッテマリーンズ前社長の山室晋也氏。千葉ロッテでの活躍度合は詳しく存じませんが、ざっと調べたところ全くネガティブな話が出てこない、非常に有能なお方の模様。

ただ一つネガティブな点が挙げられるとすればそれはチームの成績。

山室氏が社長時代、千葉ロッテはペナントレースで3位が最高成績。経営を立て直し、戦えるチームを築き上げてきたものの、結果にまで反映できなかったのは左伴社長と似ています。

今後は野球では道半ばだった成績を上げるというミッションを、清水で達成してもらいたいと思います。

 

来シーズンは山室社長を頂点に、現場の責任者としてこちらも経験豊富な大熊清氏をGMに迎え、エスパルスは本気で変わろうとしています。

そんな山室・大熊両氏をエスパルスに連れてきた左伴佐長の最後の大仕事、お見事でした。

 

今までありがとうございました左伴Shatyoo!そして山室新社長には、左伴社長に引き続き、外部の風をクラブに送り込んでいただき、おらが町のサッカークラブから本気でアジアを狙えるプロクラブへとエスパルスを導いてほしいと思います!あと、新スタジアムもお願いします!

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