日本サッカー協会は29日、来年3月の役員改選に伴う会長選挙に、3選を目指す田嶋幸三会長(62)が立候補したことを公表した。届け出は26日の消印有効で、今後新たな立候補が確認されなかった場合、2期連続で選挙なしでの再選となる。
田嶋氏以外の届け出がなくても理事会が投票で別の候補者を選出することができるが、関係者によると現時点で対立候補を擁立する動きはない。
田嶋氏は日本協会で要職を歴任し、国際サッカー連盟(FIFA)理事も務める。国内スポーツ界初の試みとして注目された2016年の公開選挙を制し、会長に就いた。