平松主将2発! 山梨学院が1年でプリンスリーグ関東復帰

スポーツ報知
1年でのプリンスリーグ関東復帰を決め喜ぶ山梨学院の選手たち

◆サッカー高円宮杯U―18プリンスリーグ関東参入戦 最終日(25日、鹿嶋市卜伝の郷運動公園) 山梨学院2―1湘南ベルマーレU―18

 山梨学院が2―1で湘南ベルマーレU―18を下し、1年でのプリンスリーグ関東復帰を果たした。

 後半23分に先制を許したが、同33分にDF新井爽太(2年)のロングスローから最後はMF平松柚佑主将(3年)が同点弾。さらに、同ロスタイム2分にはFW岡田遼平(3年)のクロスに再び平松が合わせた。

 土壇場で試合をひっくり返し、応援に駆けつけたベンチ外の選手たちも歓喜。平松は「最高でした」と笑顔を見せた。

 今年度は、高校総体、高校選手権ともに全国の舞台には立てず、悔しい思いをしてきた。それだけにプリンスリーグ関東復帰は、3年生にとって、最後の目標だった。「最低限、後輩たちに残すことができました」と平松。長谷川大監督(46)も「プリンスの参入戦で2勝することは全国で勝つことと同じくらい難しい。しっかり勝ちきってくれたことは大きかった」とイレブンをたたえた。

 3年生から大きな置き土産をもらった2年生GK熊倉匠は「3年生が苦しい思いをしてきて、自分たちにくれたもの。もっとチームとして成長できるように、まず自分が成長したいです」と誓った。

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