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南野獲得報道のリバプールがサラー2発で8連勝!プレミア無敗でクラブW杯へ

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先制点を挙げたモハメド・サラー

[12.14 プレミア第17節 リバプール2-0ワトフォード]

 リバプールは14日、プレミアリーグ第17節で最下位ワトフォードを本拠地アンフィールドに迎え、2-0で完封勝利。8連勝を飾り、開幕からの無敗(16勝1分)を維持した。

 ザルツブルクに所属する日本代表FW南野拓実の獲得が盛んに報じられたリバプールは、17日にカラバオカップ準々決勝のアストン・ビラ戦、18日にクラブ・ワールドカップ準決勝を控えているが、クラブW杯に主力メンバーで送り込み、アストン・ビラ戦はU-23チームで臨む。

 勝ってカタールに移動したいリバプールは、4-3-3ではなく4-2-3-1を採用。1トップにFWモハメド・サラー、トップ下にFWロベルト・フィルミーノ、右にMFジェルダン・シャキリ、左にFWサディオ・マネと並べた。さらに左サイドバックに指揮官とともに契約を延長したMFジェームズ・ミルナー、センターバックにはジョー・ゴメスを起用した。

 リバプールはナイジェル・ピアソン新監督初陣のワトフォードの両サイドからの攻撃に苦しみ、立ち上がりから攻めあぐねる。しかし、相手のシュートミスに助けられると、前半38分にカウンターから先制点を挙げる。ワトフォードのセットプレーから敵陣中央でフィルミーノがつなぎ、マネが前線へスルーパス。これを受けたサラーがPA左手前で相手をかわして利き足とは逆の右足を振り抜く。これがゴール右隅に吸い込まれた。

 サラーの公式戦3試合連続ゴールにより、1点リードで後半を迎えたリバプール。5分に左CKのクリアボールをジョー・ゴメスが敵陣センターサークル付近で回収し、PA左脇へロングパスを送る。ミルナーのリターンを受けたシャキリが左足でクロスを供給すると、マネがヘディングシュートを叩き込み、ゴールネットを揺らす。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、マネのオフサイドと判定され、得点は取り消された。

 後半13分にはアクシデント発生。MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが鼠径部あたりを痛めてピッチに座り込み、交代を余儀なくされる。代わって入ったDFアンドリュー・ロバートソンが左サイドバックに入り、ミルナーがボランチに移った。さらに攻勢を強めるリバプールは25分、シャキリを下げてMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを投入した。

 後半35分にはDFフィルヒル・ファン・ダイクのバックパスがずれ、あわやオウンゴールというシーンもあったが、45分にPA右からマネがマイナスへ折り返し、途中出場のFWディボック・オリギが右足シュート。枠を外れていたが、左ポスト付近にいたサラーがヒールで流し込み、2-0で完封勝利をおさめた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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