【湘南】MF松田が“降格回避”の同点弾! 徳島とのプレーオフは1―1ドローでJ1残留決める

スポーツ報知
後半19分、ゴールを決める湘南・松田天馬(左は徳島・内田裕斗=カメラ・宮崎 亮太)

◆J1参入プレーオフ 湘南1―1徳島(14日・BMWスタジアム)

 J1で16位の湘南はJ2の4位・徳島に1―1で引き分け、J1残留を決めた。

 引き分けでも残留が決まる湘南は「点を取りに行って、最後は勝って終わりたい」(MF斉藤)と前半から引かずに得点を狙う。だが、同20分にMF野村の左CKの折り返しをMF鈴木徳に右足で決められ、公式戦4試合ぶりに先制を許した。

 後半は引いて守る相手に対し、序盤からボールを支配して攻勢に。同7分にはMF鈴木の左クロスに途中出場のFWクリスランが頭で狙うもGKに阻まれた。それでも同19分、FW山崎の左クロスをクリスランがニアサイドでスルーした背後に走り込んだMF松田が左足で同点ゴールを決めた。

 終盤は相手の猛攻を防ぎきり、1―1で試合終了。「90分間で勝敗が決しない場合はホームチームが勝利」というプレーオフの規定によって湘南が勝利し、2017年以来となるJ2降格はギリギリで回避した。

 今季は8月にチョ貴裁前監督(50)の選手・スタッフに対するパワハラ問題が発覚。同監督の指揮自粛による指揮官不在の期間が続き、10月に浮嶋敏監督(52)が後を引き継いだが、6連敗を含む10試合勝ちなしと下位に低迷した。上位陣との対決が続いたラスト3試合で1勝2分けと踏ん張って自動降格を回避し、プレーオフの一発勝負でも底力を見せつけた。

サッカー

×