清水エスパルスは14日、監督にピーター・クラモフスキー氏が就任することを発表した。続投が基本線だった篠田善之監督のコーチ就任も発表された。

清水は今季、最終節で残留を確定。リーグワーストの69失点を喫した守備の立て直しが来季の課題となる。クラブ幹部はカウンター頼みの「残留仕様」に終始した今季の戦い方を反省。15年ぶりのJ1優勝に導いた横浜F・マリノスのポステコグルー監督の参謀役に再建を託す。

横浜のヘッドコーチを退任となったクラモフスキー氏は同クラブを通じ「このタイミングでクラブから去る決断をするのは簡単ではありませんでした。なぜなら、このままボスと一緒にマリノスにいれば、さらなるトロフィーを共に得ることができる確信があったからです。しかし、私は一番の目標である監督としてのキャリアをスタートするためにクラブを去る決断をしました」とコメントした。