清水エスパルスの来季新監督に横浜F・マリノスのピーター・クラモフスキー・ヘッドコーチが就任することが13日、濃厚となった。続投が基本線だった篠田善之監督は今季限りで退任し、来季はコーチとしてチームに残る予定。14日にもクラブから正式発表される。

清水は今季、最終節で残留を確定。リーグワーストの69失点を喫した守備の立て直しが来季の課題となる。クラブ幹部はカウンター頼みの「残留仕様」に終始した今季の戦い方を反省。15年ぶりのJ1優勝に導いた横浜のポステコグルー監督の参謀役に白羽の矢を立て、再建を託すことになりそうだ。