東アジアE-1選手権に出場しているサッカー日本代表は12日、開催地の韓国・釜山で14日の香港戦に向けて調整した。

初戦の10日の中国戦に出場したDF佐々木翔やMF橋本拳人ら10人が2日連続でランニングなど、軽めのリカバリーメ(回復)ニューとなる中、未出場組は3-6-1の布陣からサイドに展開してのシュート練習を行うなど、実戦モードの調整を敢行。2日後に迫った一戦での大幅なメンバー変更の可能性が高くなった。

今回は招集された23人のうち、東京五輪に臨むU-22日本代表世代から14人もの選手が選出されており、生き残りをかけた戦いも過熱している。中国戦ではA代表初選出のMF森島司がFW鈴木武蔵のゴールをアシストするなど、試合を通じて光るプレーをみせた。各ポジションごとに争いは激しくなっている。次戦での1トップでの先発が濃厚なFW小川航基は「ベンチから自分が入った時の動きなどは考えながら見ていた。まずは自分がどれだけ結果を残せるか」と力を込めた。